第2回「絶対に笑ってはいけない場面」

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回までのあらすじ
90年代初期、広島県呉市の小さな小学校。
全校生徒の前で先生にブチまわされてしまったタツヤとケン。
一体、二人に何が起きたのか???

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笑ってはいけない場面が持つ静寂と緊張を御存じだろうか?

最近は「絶対に笑ってはいけない○○」という番組が人気で、

多くの皆様が分かっている事と思う。

ただ、いざ自分が笑ってはいけない対象になる事は珍しい。

もしも声を出して笑ってしまえば、

目を輝かせた先生達に、一瞬にして抹殺される。

ほとばしる緊張感。

当時の僕達に笑う事など決して許されはしなかった。

そもそも99%以上の生徒達が、「笑う」などという発想がなく、

当然ながら他人を笑わせる者などいるはずもない。

しかし、そんな誓約の中で、タツヤは不幸にも見てしまった。

もう後戻りなど出来ない。

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タツヤは何を見たのか、早く教えろ!!!!!!!!

と思うかも知れませんが、もう少し論じさせて下さい。

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もしかすると、これは「戦い」なのかも知れない。

あらゆる個性の追随を許さない、右向け右の巨大勢力「学校」や、

それらを取り巻くあらゆる社会との。


「泣きながら生まれてきた人間が、笑いながら死ぬ事ぞ最高の美徳だ!」


「旗を上げろ!決して心に笑いを絶やすな」


「面白い奴の人権を守れ!」


白岳山は桃色の春まっさかり、あわれ散り咲く一輪射しの、

花瓶に咲くのが人生かよと。

これで終わってなるものか、一矢報えぞ日本男児、

こんな小さな田舎町、浅き夢見し、酔いもせず。


【次回へ続く】←おい!続くんかい!!!!!!!!!!!!!!!!


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