お風呂で洗濯された命

ふと風呂の中で思いました。


さすが風呂は命の洗濯と言うだけあり、良い考えを巡らせてくれました。


少し話は前後しますが、亡くなった僕の父方の祖父は

レザークラフトが趣味で、革でいろんな動物の置物や小物みたいなものを作ってました。


僕も幼い頃は動物の形の置物に心を踊らせたものです。



しかし年齢を重ね成長してくるとゲームやプラモデル、

さらにはそれらも卒業する年になると正直いらないって思っていました。



それが孫の僕だけならまだしも、僕の父親達、まあ祖父からすると息子達からも

同じような事を思っていた様子で、それは親父もあとから後悔しただろうと思います。


時は流れ、今度はその親父が孫のためだと豪語して、

木や紙でおもちゃを作るのにハマっているのです。


まだ子供も小さいから爺さんが作る竹とんぼ、コマ、鉄砲、やじろべえ、動くお面に

それはそれは大はしゃぎしてます。


元々、自動車会社に勤めていた理系の親父なので、

次から次へと色々とおもしろいもんを作るんですよ。



ただ、数年先の事を思うと孫たちもいつまで喜んでたくれるか少し不安で、

親父がいつまでも元気で子供達がこのまま成長せず時が止まればいいなって思います。


だから親父が作る作品集は親父の魂の集大成だと思って、

大事にしたろう、子供達にちゃんと話したろって風呂の中でふと思ったわけです。


ゴミになるから要らないとかそういう事は言わず、子供達にも爺ちゃんが魂を削った作品として話し、

いつか僕も歌とかそんなもんを作るかも知れないからねって、伝えていきたい。


ピラミッド、金閣寺、一眼レフの写真もきっともそうだと思うのですが、

人間って何かを作って世に遺したい生き物なんだなと改めて自覚しました。


だってさみしいもん。一人で生きるのも死ぬのも怖いし。愛する人達に覚えてて欲しいしね。


そう思った時、親父や先輩たちの想いを後世の子供達に伝える事が

今やこれからを生きる僕らの使命なのかもしれないですね。


そんなことを考えたのも、最近お父さまを亡くしたって人に、

「後悔のないように今のうちに親孝行しとけよ!」

って言われたからでした。


そんな偶然も含め、今気づけた僕は本当に幸せ者かもしれない。


時間は残りわずかかも知れない。その中で出来る限り親孝行をしたい。

この思いを世界や後世に語り継いでいきたいですし、

何より今、この記事を読んでくれているあなたのためにも

魂を込めて歌やメッセージを書き綴ってゆきたいと思う事ができました。
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